2018-03-20 第196回国会 参議院 農林水産委員会 第3号
えした背景としては、不漁なので夏の土用のうしの日にウナギが全くなくなるんじゃないかというような心配あるいは報道というかな、あったということに対してだったと思うんですけれども、そのお答えの背景をちょっと御説明いたしますと、我が国のウナギ養殖ですけれども、この冬のシラスウナギの時期、十一月から翌年の一月末頃までの比較的早い時期に捕れたシラスウナギを池入れして六か月程度育てて七月の土用のうしの日に出荷する単年養殖
えした背景としては、不漁なので夏の土用のうしの日にウナギが全くなくなるんじゃないかというような心配あるいは報道というかな、あったということに対してだったと思うんですけれども、そのお答えの背景をちょっと御説明いたしますと、我が国のウナギ養殖ですけれども、この冬のシラスウナギの時期、十一月から翌年の一月末頃までの比較的早い時期に捕れたシラスウナギを池入れして六か月程度育てて七月の土用のうしの日に出荷する単年養殖
○古川(康)分科員 八割が周年養殖、比較的長い期間養殖をしているものだということでございました。 ということであれば、ことしの今期のシラスウナギの漁獲量は非常に少ない、池入れ数量は少ないということでありますけれども、八割を占めるのが周年物だとすると、夏の需要期に向けて何とかその部分はなるということでよろしいんでしょうか。
○長谷政府参考人 我が国のウナギ養殖は、十一月から一月末ごろまでの比較的早い時期にとれたシラスウナギを池入れして、六カ月程度育てて七月の土用のうしの日に出荷する単年養殖というタイプと、二月から四月ごろの比較的遅い時期にとれたシラスウナギを池入れして、一年から一年半程度育てて出荷する周年養殖の二つのタイプがございます。
今が不漁なのは事実、でも、そもそも養殖には単年養殖と周年養殖という二種類があって、仮にことしが不漁であっても、去年とれた分は養殖池の中で育っているし、だから、それはことしの夏使えますよ、あと輸入されているものもありますよ、さらには数年前にとったものを冷凍しているものもありますということで、台所に届くかどうかという点について言えば、そこは何とかカバーできるのではないかということであったかと思います。
工業の力で農業を再生させ、加えて低炭素社会化に貢献しようとするものでありまして、工場廃熱を利用して特殊な合金で冷凍システムを構築し、冷えた環境でしか育たない作物、イチゴの周年栽培や魚の周年養殖を行うものであります。工場廃熱は日本じゅう、世界じゅうにありますので、このエネルギーを利用して一次産業を起こすことは、いわば革命的な変化をもたらす可能性のある事業と考えます。
全国的に見ましても同様の状況でございまして、平成十六年、養殖マダイの生産量は八万トンということで、我が国のマダイ生産量の八割以上が養殖で生産されています。そういう意味では、この養殖業が、こういったお魚の安定的な供給の確保とか、それから地域の振興、加工を含めた、そういった意味で非常に大きなウエートを占めておるところでございます。
特に、マダイのイリドウイルス病ワクチン、最近開発されたものでございますが、これについては十年、養殖研究所が独自に取り組んできてこういう成果を上げた、こういうことでございます。 結局、率直に言って、こういうウイルス病あるいは細菌に基づく病気についてはワクチンが大変有効なわけでありまして、私ども、引き続きワクチンの開発に全力を挙げて取り組まなきゃいかぬというふうに思います。
これは米国のランソン博士の示す許容量を非常に上回るものである、こういうわけでありますが、現地に行きますと、この対策として二年養殖したものを廃棄処分にし、一年ものは上質のものだけを選別して販売しておる、こういうような状態でありました。
漁具におきましては、すえ置き期間を設けずして、償還期限を二年、養殖施設におきましてはすえ置き期間を一年、償還期限を四年、こういうふうにして計算を立ててみますると、政府の損失補償限度は七億七千二百八十万円ばかりになるわけであります。これは要融資額の三割といたしたのであります。